緑青白シルキードコントロール(2ブロック構築) @レシピと解説
どーも、獰猛なる大地の2ブロック解禁を待ちに待っていたAltです。
今回は第12回さくらCSで自分が使用した、ちょっと変わったデッキについて書きたいと思います。
その名も「シルキードコントロール」
名前通りスペリオル・シルキードを主役としたコントロールデッキとなります。
元々G7ジョーカーズ全盛期にジョジョジョマキシマムに対抗できる手段として「ぱくちーたーSSTシルキードで盤面解決」というコンボに着目していたのですが、それだけではデッキとして成り立たないような気がしてデッキ制作を見送っていました。
今回作ろうと思ったきっかけはデュエマクエストパックにて再録され、見事「双極」のロゴを手に入れた「獰猛なる大地(以下”獰猛”と略します)」の2ブロ入りです。
獰猛はシルキードとの相性が非常に良くて、獰猛効果でマナからシルキード出し入れ→シルキードcipで盤面掃除→シルキードpigでマナから好きなクリーチャーといった感じでシルキードのパワーをフルに活かした動きができるんですね。
またギリガザミのSSTからも使えるのが強いと思います。
勿論殿堂カードではあるのですがこれらの動きが出来るだけでやる価値があると思い、CS当日の朝に(???)デッキ制作に踏み切りました。
そもそもなんで当日の朝なんかに作っているのかというと、前日まで実は普通の九十九クエイクを練っていたからなんです。
ただどう考えてもゴゴゴに間に合う気がしない。
ジョーカーズに間に合う気がしない。
グスタフループに間に合う気がしない。
それで一旦九十九で勝つのは諦めようと思考を放棄したところからスタートしたのでテーマが決まったのが当日の朝だったわけですね・・・(諦めの境地)
さて上にぱくちーたーSSTシルキードだけでは成立しないと書きましたが明確に何がいけないのかというと、SSTを使ったということは盾がもうないということなのに盤面解決しか出来てなくて相手のハンドやトップのSAに対抗できない、ということなんですね。
これが2ブロでなければサイゾウミストというスーパー受けカードによって殆ど問題なく受け切れたりするのですが残念ながら2ブロにはサイゾウはおろかハヤブサマルまでいないので盾がなくなったらおしまいなわけです。
そこで今回は九十九フィニッシュを諦めて大幅に空いた枠に盾増加のできる白を採用しました。
白を採用するうえで着目したのがクエストパックで登場したハヤブサノ裁徒Zです。
サバキZで出てこれるブロッカーで本家ハヤブサマルほど使い勝手は良くないかもしれませんが2ブロで確定数を1ずらせるだけで強いんじゃないかと思えたので実験的に採用してみました。
またハヤブサノ裁徒Zはツインパクトで呪文面も手札から盾を仕込むというものだったのでそれなりに使えると思います。
サバキZを採用するので必然的に裁きの紋章を採用するのですがここがかなり迷いどころでした。
候補としては
- ゴゴゴ系の速攻に対して「盾に紋章がある状態」を最も早く作り出せる憤怒スル破面ノ裁キ
- 上に次いで早く使えて吸い込むナウなどの除去呪文を引き込みやすい剣参ノ裁キ
- タップSトリガーを持っていて単体で受けとして成り立つ隻眼ノ裁キ
- 白の採用理由となった盾増強効果を持ち盾0になった後にも「盾に紋章がある状態」を作れる命翼ノ裁キ
だったのですが、やはり盾0から巻き返す力が欲しかったので命翼ノ裁キを採用しました。
青の採用カードとしては2ブロ最強トリガーのクロック、SSTで獰猛を使えるギリガザミ、汎用性の高い呪文STの吸い込むナウ、コントロールのシメの代表格になりつつあるシャコガイルといった感じで割と当たり障りのないようなカードを選びました。
そんなこんなで当日の朝、土浦行きの電車の中で完成した()デッキがこちらになります。
- 1@ キングダム・オウ禍武斗 / 轟破天九十九語
- 4@ スペリオル・シルキード
- 4@ コレンココ・タンク
- 2@ 獣軍隊 ヤドック
- 3@ ぱくちーたー
- 1@ 獰猛なる大地
- 2@ コクーン・シャナバガン
- 4@ フェアリー・トラップ
- 2@ 水上第九院 シャコガイル
- 3@ 唸る鉄腕 ギリガザミ
- 2@ 終末の時計 ザ・クロック
- 2@ ドンドン吸い込むナウ
- 4@ 命翼ノ裁キ
- 2@ ハヤブサノ裁徒Z / ヒーリン・マスカラス
- 2@ 奇石 ミクセル / ジャミング・チャフ
- 2@ ポクチンちん
個人的には割と納得のいくデッキになったつもりでした。
さくらCSの結果がこちら
- 赤単覇道ゴゴゴ:勝ち:想定通りに動いた。ちょっとルールミスを犯してしまったが対戦相手に許してもらった。土下座。
- 緑青ヴェスパー:負け:殆ど想定していなかったガン不利対面に当たった。ちょっとしたプレミみたいなものもあり反省。
- 黒単デスザーク:負け:微有利対面だと思っていたのに小型ビートの前に沈んだ。悲しい。
- 青黒グスタフ:負け:ポクチン1回投げたくらいでは止まってくれなかった。
- 赤単ゴゴゴ:負け:3点食らった時にハヤブサ着地したけどSST狙ってゴゴゴの2点通したらスカしてブレイズクロー2体の前に沈む。
ということで1-4というなんとも無様な結果に。
プレイでは全体的にプレミも多く大反省しています。
デッキとしてはフィニッシュ力が足りなくて詰めきれないこと、ヴェスパー対面でシルキードが除去にならず高パワーデッキに対して無力なのを実感したこと、ヤドックやミクセルなどのメタカードとマナ送りの除去が噛み合ってないことなどが問題点だと思いました。
試験的に採用したハヤブサノ裁徒Zは割と使いやすく命翼を使った後にこいつを抱えておくだけでだいぶ安心感がありました。
問題は裁きの紋章の方で、やはり単体で機能する隻眼ノ裁キも入れたほうがよかったかもしれません。
ただポテンシャルはあるような気がしたので、これからも改良を重ねていこうと思います。
シルキードコントロール、いかがだったでしょうか?
デッキは色々な人にいじられてスクラップアンドビルドによって強くなっていくものだと思っているのでこのデッキが色んな人に練られていって欲しいなと思います。
ま、環境トップになったら僕が起源主張するけどねっ✩
最後まで読んでくれてありがとうございました。
Alt先生の次回作にご期待下さい。<完>